大榮車両ものがたり~津田沼にあった鉄道車両メーカー~

大榮車輌ものがたり(中) (RM LIBRARY 185)

大榮車輌ものがたり(中) (RM LIBRARY 185)

  • 作者:稲葉克彦
  • 発売日: 2014/12/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
かつて京成電鉄の車両を一手に引き受けていた車両メーカー盛衰記。しかし京成3500系の更新工事を最後に、いつの間にか業界からその名前は消えていた。


かつて本社は津田沼にあったこともあり、今でいうどのあたりだったのか、ずっと気にはなっていた。鉄道連隊の昔から実は、津田沼は鉄道の街だった。その痕跡は今も地図上で、新京成線が妙なS字カーブを描いていることからも垣間見ることができる。
やはりこういうマニアックな本は、某書店に限る。
現物を手に取ってみてから買えるのがよい。
というわけで、新旧地図が掲載されていた「中巻」からの入手。昭和40年代頃の繁盛記だ。
先日、某大手古書店で入手しようとした3巻もののコミックがなぜか3巻だけない、という事態に遭遇し、「誰だよ3巻だけ買っていった捻くれ者は」と思ったが、そういう俺自身も目的は3巻だったし、今回も上巻からではなく中巻から、とかやってたりする…勝手だよな。