自家製梅酒、大アタリ

まずは予定どおり、向かいの中華料理屋(の看板が出ている定食屋「生駒軒」)へ。目論見どおり、「自家製梅酒」を。
黒糖のようなややまったり系、ちゃんと梅の酸味があって、今思うになんだか我が家の自家製と、とても味が似ていた。
水の味と濃度に左右されがちな水割りでなく、ロックでお願いしたら、ウイスキーグラスになみなみと出てきた。
こ、これは俺のアルコール許容量を、はるかに超えているが・・・。
店内はこんな時間なのに意外と賑わっていて、下町らしい夫婦の諍い、その横で小学生くらいの男の子が宿題をやらされている会話を小耳にはさみつつ。
東京大空襲のときは、この辺りだけが一面の焼け野原になってしまったらしい」
「元々は東武線のガードの向こう側と同じ、大正通りを名乗っていた。その先、今も●●屋さんの脇に入っていく道が、本来のメインストリートで、参道になっていた」
そんな話をする店のおかみさんは、どう見てもそんな歳ではなさそうなんだが。
会話中にいくつかのランドマーク(?)が出てきたので、なんとはなし実際に見てみたくなり、外は真っ暗だったがまだ開演には時間があったので、周囲を散歩してみた。
「焼け野原って何?」と男の子が尋ねていた。
生きた歴史教育、ですね。

大宮の鉄道博物館の好調具合に刺激されてか、東武鉄道博物館は7月22日までリニューアル工事中だったので、こんどはこっちに来るついでにでもまた、食事に立ち寄ろうかな。