それでもちょっと、ストロークに余裕ができた

ような気がしたのは、ここ数日無心に練習台を叩いていた成果、だとしたら、「練習したことは、(大小の差こそあれ)報われる」・・・地味にがんばろ。
終演後のセッションでは、さっきまで俺が散々、乗りこなしに梃子摺ったGieeのドラムにアキヒサさんが座り、軽々と・・・ジャズ・ドラムって、こういうものだよなやっぱり。
こういう貴重な現場に、これ以上なく間近に触れることができるのも、自身が音楽活動を続けられているからでもある。
俺自身は、打楽器経験ゼロ、な状態からリズム感では多少ひとより苦労せずに済んだ、というだけでここまできちゃいましたが。
ここから「あそこ」までたどり着くには、今まで以上に相当な時間がかかることを覚悟しなけりゃならん、だろうなぁ。
最初は自分でも、何をやっているのかすらわからなかったが、最低限、テンポを乱さなければ他のパート(楽器)がなんとか曲のカタチにしてくれるのが楽しくて、「俺は(楽譜から)自由になれた」と・・・もちろん疑似体験レベルではあったが。
いくらドラムが好きな人でも、本番のアテもなく黙々とひとりで練習できる人なんていないだろう。人の気持ちは移ろいやすく、ムラもあるものだ(特に俺)。バンドの一員でいることで、ここ数年はありがたいことに月1回程度のお声がけをいただいており、気長に俺の成長を見守ってくれる仲間にも恵まれているからこそ、元来が飽きっぽい俺でもここまでなんとか続いている。
時々はこうして、現場から刺激ももらえるし。
こういう今の演奏スタイル「俺流」は、最初から一緒に活動しているノミでしか通用しないだろうなぁ。

本来打楽器が備えている「自由さ」に対して、まだまだ自分が「不自由」だと感じる夏。

練習あるのみ、だよな。
続けてさえいれば、まだまだいけるさ。

それにつけても、あ〜、仕事場でこうして、フリーダムな年長者たちのカオを立てて、現場で右往左往している時間が、もったいないんだってば。こんなことなら帰宅して練習したいんだが(最近、仕事がらみで愚痴多し)。