ゆく年、くる年

2012年最終日の日没。

というわけで、年末は千葉におりました。
初めての土地で過ごす年明けは、どんな風情なんだろうとの好奇心に勝てなかった。
隣家の学生は昨夜、というか午前1時頃、友人連れで帰ってきた様子だったが、大晦日の今日は一転、ひと気がない。連れ立って実家へ帰ったものらしい。
晦日、実家に帰らなかったもうひとつ(もうふたつ?)の理由は、ここぞとばかり馬鹿騒ぎな特別プログラムのテレビを見たくなかったのと、ここでの除夜の鐘を聞きたかったから。
年末年始の風情は、ブラウン管(古!)からでなく、その土地土地の空気で感じるものです。
そんなわけで、なんとなく大掃除っぽいこともやってみたりして。
シェーバーの分解掃除に始まり、風呂場の換気口、カバンにニット帽、セーター等柔軟剤が必要なものの洗濯。アルミサッシの窓回りと網戸・・・。
気分すっきり、少し昼寝をしてから、久しぶりに手足を使ったドラム練習を少し。
4時半からはグルーブライン(J-WAVE)の通常放送を聞く。

急遽出先の彼女からメールがあったので、西船橋まで出てお茶をした。
お煮しめと赤飯をいただいたので、お蔭様で帰宅してひとりの夕食としては、かなり豪華なものになった。
それからこころもち静かで、冬の冷たい空気が張り詰めた街の音を耳に、ビール、そして年賀状を書いていた。
年をまたぐ頃には彼女から借りた漫画を読んでいたが、結局除夜の鐘を聞くことなく午前0時。残念ながらこの界隈には、ないものらしい。
眠い目をこすりつつ、近所の神社にも行ってみた。かなり長い行列になっていたので断念、ポストに年賀状を投函すると早々に布団にもぐりこんだ。