サントラ。

ある映画のサウンドトラックが、このところの俺の就寝時のBGM。
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音に癖のないEDIROLスピーカーからの、アコースティック楽器の音が心地よく。
収録曲から、何度も見た映画の場面を想像したり、物語を離れて俺自身の内面からいろんな想像が喚起されたり。
音楽を聴くって、こういうことだったよな。すっかり忘れてた。
サントラって1曲ずつは短いが、幸いこのCDには雰囲気を激変させるような曲は入っておらず、押しつけがましい歌詞もない楽器の演奏が、淡々と続く。
レコード盤の頃なら当たり前だった、「1枚の音楽」が壮大な組曲だったり、トータルコンセプトがしっかり聞き手に伝わってくる構成だったりした体験とも、CDになってからはなかなか出会えなくなってしまった。
その点もサントラだと物語の進行に伴って収録されているので、それ自体が組曲構成だ。
主人公が心のうちに抑え閉じ込めてきたたくさんの思いを、こらえきれなくなって一気に吐露するシーン。
ウッドベースとピアノのアンサンブルは、主人公の思いの熱さに同調することなく、むしろ少し距離をとって諭すような、優しくも物悲しいメロディで、このアレンジが絶妙…この曲に出会えてよかった(CD買っといてよかった)。
部屋の明かりを消して「音だけの空間」に。


元々ネットで動画を見る習慣はないのだが、週末の暇にまかせて「古巣バンド」にアップされていた動画を見た。
6/8拍子のアレンジが先鋭的でなかなかカッコいい、3人での演奏。
ちょっと残念でガクッとなったのは、この肝心な6/8拍子のグルーヴがメンバー間でバラけているように感じられてしまう点。恐らく「納期」に間に合わせるために、追い込みの練習時間が思うように取れなかったせいだろう。

ああっ?!
もうひとつのバンドのFaceBookには「ふなばし」のときの動画がアップされてるじゃん。
何の罰ゲームだよ?(笑)
改めて聞くとさすがに下手くそだなぁ…はずかし。


政府からの緊急事態宣言を受けて、自治体からの休業要請は東京、埼玉、神奈川で足並み揃えて…どこいった千葉?
他県よりも経済基盤が脆弱なためなのか、こちらもまさかの腰砕けな展開。
夜になって慌てて、検討中との記者会見がニュースになっていた。
結局足並みを揃えることになり、「14日、午前0時」発効予定。
「千葉では営業している、とわかると他都県からの流入移動が見込まれるから」、といういいわけは、優秀な県職員による作文だろうか。周辺自治体からの圧力も、あったかも知れない。
但し県独自の休業補償は当面行う予定がないという。
地元商店街では昨日まで県からの休業要請が出なかったということで、明らかに営業再開準備や、何事もなかったように営業再開し始めちゃった店もある。また政治のリーダーシップ欠如による、我々庶民の右往左往。

そして俺は、久しぶりに腰をヤる…座椅子生活による運動不足か。
俺のバッド・スキル(?)に、乾杯!
不要不急の外出を控えて…というか身動き取れなくなっちゃって、部屋で聴いていたラジオにメールを送ってみたら、これがまさかのエンディングで読まれる、ラジオメール「初デビュー」。
なるほど読み手によって、ああいう風に「アレンジ」してもらえるんだ、すごいなぁ。