10月、梨のお値段。

実家暮らしのときは気づかなかったのだが、独り暮らしを始めるとそもそも果物を食するという嗜好がないことに気づいた。
ただでさえ栄養バランスが悪いのだから、野菜替わりにでも摂取した方がいいのはわかっているのだが。
いただいたり他所で出されれば食べるが、自ら好んで常備するようなことはない。

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この組み合わせは、反則(季節限定なのが残念…)。


ところで、あの有名なゆるキャラふなっしー」が、そもそも梨の妖精なのは、多くの方がご存知だろう。
船橋市の公式キャラクターは、目利き番頭「船えもん」だったりするのだが。
そんな梨の名産地でもある船橋にほど近く暮らしているというのに、今年も梨を1個も買うことなく秋に入ってしまった。
天候不純による不作だったのか、例年通り底値になるタイミングを伺っていたら、昨年の水準まで値段が下がらないうちに値上がりに転じてしまい、今やあっという間に1個300円台になっていた。
さよなら、今年の梨。

年間通して果物を買うのはあと、冬に風邪予防としてみかんを常備するくらい。
りんごはそのままではなく、パンだったりアップルパイだったりになっているものを好んで買う。
ちょっとした散歩や旅行先でパン屋を発見すると、まずアップルパイ(かリンゴパン的なもの)に手を出すことが多い。


本日10月1日(木)から、市民生活がまた変わる。

GoToトラベルの補助対象に、東京発着旅行を追加。

これから迎える秋の行楽シーズン。とはいえ10月は祝日、連休がなく、未だに連日、全国トップ水準の感染者数を記録している東京で週末に観光客が集中してしまうようでは、これまでの「三密」回避の努力も水の泡…と心配する向きもある。

この際だから、全国の公務員が率先して週末休の制度を捨てるのに、いい機会ではあるまいか。
あなたが働いている時間帯には、私も働いているのです。
ということで、生活上必要な手続きのために平日、仕事を休んで市役所へ、という経験をしたことのない人はいないだろう。
そもそも「公務」というもの自体が我々の生活に密着したもののはずなので、仕事休みの週末にこそ窓口営業を、という意見はどこの自治体でも受けているはずだが、例えば習志野市では日曜開庁日の設定はあるものの現状、月1回*1に留まっている。
全国自治体の公務員が、横着せずにちゃんとシフトを組み、平日が休みになれば、なんたって終身雇用に高給取りの方々だから、平日一斉にお出かけになるに違いない。
たったこれだけのことで、現状大型連休に集中してしまう需要も分散が見込まれるし、うまくすれば全国の観光産業への「下支え」構造ができちゃうでしょ。
観光業の方々だってなにも好き好んで週末中心の収益構造や、「GW(またはお盆休み)中に一年分の収益を上げなければ」などというリスキーな商い、したくてやってるわけじゃないのだし。
「前例がない」とおっしゃるのなら、公設の図書館・公民館・美術館等ですでに実施されている月曜休を、本庁舎でもやってみるだけのことだ。別に週休2日制を捨てろ、といってるわけではなく、例えば日曜休庁は残して土曜を開けることにして、月曜休庁にする、とか。
そもそも週末一斉に仕事休みなことこそがヒトナミの暮らし、という思い込み自体が「昭和な既得権益」なので、まずはこれを手放すことに決めるのはその気になれば最速、来月からでも実施可能な、実に簡単なことだと思う。
試してみるだけの価値は、あると思うんだけどなー。

第三のビール、酒税率変更。

発売当初の頃の第三のビールの味、覚えてます?
これまで繰り返し酒税率が上昇、いわゆるビールの価格が高騰してしまい、このままでは売り上げにも悪影響が、という危機感から、各ビールメーカーが課税対象にならない商品として開発、切磋琢磨しながらこれまで、より本物のビール(?)に近づけるべく頑張ってきた結果だよ。今の第三のビールがここまでおいしくなったのは。
その努力への理解も労いもなく、いとも簡単に税率だけ変更するよなー。
民間努力の上前をはねているようにしか映らない。

そもそも第三のビールって、相次ぐ酒税率の引き上げですっかり値上がってしまい手の届かなくなってしまった本物のビールを買うだけの経済的余裕がない、俺のような人間がその日の仕事上のストレスを発散するために、せめて寝る前の一杯を楽しむべく買うものだよ。
っていうかそんな「まがい物」、そもそも飲まないもんなー公僕の方たちは。
それを「嗜好品」とひとくくりにして高額の税金をかけるように決めちゃえばいいだけなんだから、まさに税制上の「打ち出の小槌」だ。
一方で「本当に生活に困っている人たちにいち早く」という枕詞で支援制度の拡充を目指しながら、個々の生活の中身(質)にはご興味がない、という整合性のなさが、ちぐはぐなんです。
上級国民のみなさんが、本当の(市民)生活なんかしてないのがどうにもバレバレだ。
…酒の恨みは、恐ろしいよ(笑)。

*1:しかも午前中のみに短縮されてしまった。需要がなかったから、というよりは充分に周知されていない結果という印象