卓上プリンタ購入の件。

昨日の、隣の課での卓上プリンタ故障の件が、腑に落ちてない。
俺がネットで手配してやったの、1年前とかそのくらいじゃなかったか?
f:id:oku_anijin0406:20220206201857j:plain

====

運悪く一人区だったウチの課の俺のもとに、アサシオ(仮)*1がにじり寄ってきたので、嫌な予感しかしない。
いつものように「コピー用紙が切れた」くらいの軽い調子で、「これを買え」という。
いやいやいやいや、ちょっとまてや!
2万円近い買い物なのに、管理職誰の決済もなく口約束で買えるもんじゃないでしょ。
これはヤバいパターンだと、俺の本能が告げている。
我が社のネット上での発注の「仕組み」を説明、するフリをして一旦、話を逸らすことにした。
日頃からかように簡単に依頼してくるが、一応我が社にも経理規定というものがあるし、俺がどれだけ事務手続きに手数をかけさせられているかすら知らないだろオマエ。
あいにく今日のうちの課には俺しかおらず、まず現金を動かすような事態には対応できない。
取り得るオプションの中でも最悪な対処法ではあるが、緊急を要する場合は俺が立て替えるとして、あいにく今日の俺はそんな大金の持ち合わせがない(いつもじゃボケ)。
後で思い返すと、ここでアサシオ(仮)自身が立て替える、とでも言い出せばまだ脈があっただろうが、その素振りも経緯の説明もないので、俺としては「それほど緊急性が高くない案件」、という判断になった。
「それじゃ別の手段を考える」
と憮然としつつも引き返したアサシオ(仮)だったがこの窮状を当然、先方上司に訴えたらしく、程なく出先のウチの上司から
「話は聞いた。社長には今しがた自分が了解を取りつけたから、面倒見てやってくれ」
という電話が入った。
…その段階ですでにアサシオ(仮)、自身の個人アカウント使って買い物を終えていたらしく、俺には入れ違いに「なんとかなった」とだけ。
これ、いったい誰にどうやって「精算」もちかけるつもりだろうか。
会社のカネを動かすのだから、両親から小遣いもらうのとも、思いつきで自宅にモノを増やすのとも訳が違うのだが。
稟議書を出せ、とまでは言わないものの、そもそも修理するという選択肢はなかったのか。
また、本当にその業者から入手するのが「最善」だったのか(アイミツもなしで…)。
もうこのままいっそ、アンタ個人が買ったことにして、会社に寄贈すれば?
それがいい、そうしよう(俺より相当イイ給料もらってるらしいから)。

後日談。
そのアサシオ(仮)、丸々1週間も経ってようやく、個人アカウントで(社内手続きを無視して)購入してしまった卓上プリンタの「精算」方法についてウチの上司に「相談」に来たのが、本日一番の「ハイライト」。
俺は当然、その日のうちに上司には報告してあるので、一気に課の空気が張りつめてしまった。
自分が関わった案件でもあるし、仕事の手を止めて、一連のやり取りに耳を済ましていたところ、ウチの上司は最初、
「そんな話は知らん」
と突っぱねる方向。「社長の決済を取った」と言い張るアサシオ(仮)には、
「ここまでウチの課をすっ飛ばして物事を進めたんだから、勝手にしろ」
と返していた。
あの日、社長の決済を取ったのは、俺の知る限りウチの上司なのだが、ここまでアサシオ(仮)の口からウチの上司の名前は一言も出てきていないわけで。
アサシオ(仮)にとっては、何か知らんが困っていたら、「誰か」が勝手に社長から決済を取ってくれた、ということなのか。
今日のところはネットショップから社名を入れた領収書を取ってくるかどうか、という「相談」に留まり、上司からは当然「取ってこい」ということで一旦オフサイド
俺はこの一連のやり取りが終わるのを見届けてから、仕掛中の作業に戻るため旧社屋へと席を立った。
しばらくしてから自席に戻ると、
「プリンタ購入の件でさっき、アサシオ(仮)が来たよ」
「その件、先ほど私も居合わせてましたが…」。
程なく領収書の提出があったようだが、今度は経理担当のオバサンが処理に苦慮していたようで…(何か記載事項に問題でも?)。

というわけで今回も我が社の正規職員サマ、非常識事例のご紹介でした。
コイツに関してはもうひとつ、進行中の話があるのだが、それはまた別の機会に。

*1:因みに女性デスが