年賀状。

早正月2日。 何もやる気が起きねぇ…。

某高校写真部さんのネット情報によると、芝山リースの3500系は年末には早々とヘッドマークを外してしまったらしい。
俺の、外出へのモチベーションがまたひとつ消えた。
その某高校写真部さん、年の終わりの記事に、ブログの更新頻度が下がってしまったことを詫びる文章が掲出されていたが、どうやら更新者が実質ひとりになってしまったようだ。
学生は毎年、メンバーの入れ替わりがあるからなぁ…。
そこに悲喜こもごものドラマがあるのは何も、「けいおんぶ」だけに限った話じゃないんだよな(劇場版のDVDを借りてきたので、このところマイブーム再燃中)。

部屋の片隅にあるジャンク品(鉄道模型)、いつの間にか山のようになっていて、目に入る度に憂鬱になっていたのだが。
TOMIXのレールのジョイナーって、ラジオペンチで簡単に抜けるんだろうか、という好奇心からレールを手に取ったら、いとも簡単にその後の作業に没入することができてしまった。

レール(TOMIX Fine Track S153.5×3本)は中古品で¥275。
COLLECTION BOX MINI(ダイソー ¥110)は衝動買いしちゃった「鉄コレ」車両を、埃が被らないように飾っとくだけ、のつもりで買ってあったのだが、芝マットくらい貼ったらお手軽ディスプレーになるな、程度の気持ちで始まっちゃった思い付き工作。
しかし当初車両を置くだけのつもりだったので、ここに景色作り込むにはやや手狭か。

プラケース台座の長さに合わせて、ニッパーでレールを切る前にプラ道床を切断。
これにはレーザーソウ(ホビー鋸)を使った。
切断位置は予めマスキングテープを巻いて、切断面の保護とケガキ代わりに。
レールも道床も、断面には簡単に平ヤスリ(ダイヤモンドヤスリ平型 #230)をかけておいた。
ここまで工具4つは、全て先日100均で入手しといたもの。

今回作るのはディスプレーで、集電(走行)の必要がないので、レール側面を錆色に塗装しておきたい。
アクリル顔料のマーカー(アサヒペンとか、ポスカとか)を使った方がラクだとネットで知ったのだが、なぜか「茶色」はセット売りに含まれておらず、単色で画材店に置いてあるほどメジャーでもないようで、ネット注文になってしまうのがネック。
苦肉の策で今回、自身の力量も顧みずにLiqitex(アクリル絵具)のRAW UMBERを、面相筆(ホルベイン謹製 教材用・中)で塗ってみた。案の定、塗りムラ! が出たが、「それが却ってリアル」と自分に言い訳。
パレットは、ジャム空き瓶のフタを転用。空き瓶の方に水を入れておけば、筆洗代用になる(どうせこの後捨てちゃうので)。

こんなことやってたから正月恒例の大学選抜駅伝、小田原中継所直前の首位攻防デッドヒートを見損なった…(なんかアナウンサーが絶叫してたのは覚えているが)。

メイン・シーナリーになる桜の木(2本¥990 今のところ一番高価)。
さて、これはどうやって直立固定したものか…というところで思い付き工作はあえなく頓挫。

13時半、腹が減って外出(どんなに作業に夢中でも、自身の本能には従う)。
スーパーでサンドイッチを買ってかじりながら、その足でいつもの撮影ポイントへ行き、今年も上りシティライナー成田山開運号」を撮影することに成功した(昨日掲載の写真)。
その後、ルーディメント練習に中央公園へ(一気に活動的になっちゃったの、なぜ?)。
肩にずっしりと重いスネアスタンドこそ、持参したのに使わなかったが。
…寒くて30分程で引き上げた(手がかじかんで動かん)。

1階のポストに年に一度入ってくる、請求書以外の郵便、年賀状。
元日の昨日は結局一歩も部屋を出ず、自身が年賀状を出すのをやめたのですっかり忘れてた。
もうすっかりご無沙汰しているお歴々。
俺が出したにしても、同じようなありきたりの挨拶文しか書けなかっただろう。互いに簡単に報告し合える近況もないほど時間が経ってしまっているのだ。
いずれも俺から見ると「新しい家族」(といったって時間が止まったままなのは俺一人だけで、もう何年もの時間が過ぎているのだが)との新年、どこか誇らしげで。
かつては一緒に音楽に汗を流したことのある仲間たちではあるが、俺以外はみんな、いつの間にかちゃっかりと「両方」とも手に入れてるわけで。
この違いはいったいどこから? 俺に日頃の「努力」とやらが、圧倒的に足らなかったのだろうか。
俺はまだまだ、俺の人生ですらちゃんと生きていない、ということらしい。
こんな俺が、ある日突然彼らの目の前から消えても、彼らの未来には毛ほどの影響もないだろう。
新しい「ご家族」ともども、今年も1年、俺とは無関係なところでわちゃわちゃお過ごしいただければ。
すっかり投げやりな「正月気分」で、16時前から缶ビールを開けてしまう。