次の記憶は、

ライブハウス前の夜の公園で、4人でリアレンジの打ち合わせをしている情景。具体的にどのような音楽的対処を施したのか、興味はつきないだろうが、潤哉さんが一足早く日記で触れているので、ここでは触れない。
本番のステージ上で何をしでかしたかも、もちろん記憶に残っていない。この日は一般の(大人の)お客さん相手だったので、予定していたクリスマス曲も数曲は差し替えてしのぎ、「瞳をとじて」「ハナミズキ」をプロに加えて、クリスマスを飛び越えた「勝手に紅白」の様相になってしまった。

ステージを降りたときの安堵感といったらここ数日、内緒で本番前禁煙していたのだが、続いてステージに上がる飯塚さんのタバコに火をつけたとき、自分が既に火のついたタバコをくわえていることに気付いた。ありゃ。
そんなさなかでも、変わらぬステージを展開してくれたタントガッツのメンバーが、とても頼もしく見えて、「アヴェ・マリア」を聞いたときには、思わず涙がでてしまうほどだった。