ペンギン(正規の)初出演

メンバー中一番遅れてアルカフェに到着すると、すでに小春さんのアコーディオン演奏が残すところ数曲、というところ。
次いで店に入って目に付いたのは、マスク姿のペンギン低声約2名(これはこれで、怖い光景)。
この時期の体調管理は、なにしろ大変なのである。カラダが楽器なだけに。
今んとこ俺が他人事のように済ましていられるのは、ひとり早々と、阿佐ヶ谷の時期(10月)からいろんな風邪をひいてしまっていたため、既にこの冬の風邪への免疫ができてるんじゃないか、という思い込み。「病は気から」ではないが、思い込みも大事だ。さしずめ俺の方は、「馬鹿は風邪を引かない」の方か(←いずれにしても暗示にはかかりやすいヤツ)。
ともあれ演奏では、とりたてて緊張していたわけでもないのに、普段よりちょっとハーモニーが薄いかな、と思っただけで、自分のパートの音程までがブレてしまっているのがわかった。意外と環境の変化には敏感になっちまうのな。
平日の本番は、気持ちの切換が個人的課題。
自らの演奏に対しては、これ以上の印象が残っていないくらい希薄だ。
それでも終わってみれば、今夜の客席の暖かい雰囲気は、しっかり記憶にとどめておこうと思った。