ソラマチ・アカペラ(俺たち寄せ集め)

というわけで、いろいろあったが、我々もアカペラバンドの端くれらしく、冬の営業シーズンに一本、ステージで演奏させていただいた。
人と人とが繋がる偶然って、実はほんのちょっとしたことなんだな、というのは、大学の合唱部時代の先輩が、全く偶然に某HPでの告知をたどって、当日足を運んでくださったのだ。ザッツIT社会。
演奏後は、「よくぞ出会ってくれました、の4人組」と、これ以上ないお褒めののことばをいただきました。
俺自身、男声4人のこのスタイルは、大学時代の活動がベースになっていて、そういう意味では変わり栄えしないもんだと思っていたが。
予想通り学生バンドが大半のイベントで、見てる側も演奏する側も学生なんだが、どこのガッコにも所属してない(そりゃそーだ)、どこから見ても大学生に見えないオッサン4人組は、声量も演奏スタイルも彼らにとって「異分子」だったらしく、大変ウケたらしい。本来のアカペラの意味って、ボイパすらない「無伴奏音楽」なんだけどね。
俺は、高々15分間のステージでペース配分を間違え、冒頭からトバしすぎちゃったため、最後の曲の頃には音程が下擦ってしまった。後日、撮影しておいた動画を見ると、俺一人が落ち着きなく動き回ってるし・・・まぁ、寒かったからだけど。懐かしのStuckパーカー着用で出演させていただきました。
今回の演目のなかでは、「さくら」を朗々と歌わせていただいたのだが、ステージから見下ろす正面が丁度ソラマチ商店街のメイン・ストリートと直線軸。音が思いのほか建物の中に届いていたのか、久しぶりにわらわらと買い物客の方々がステージに集まってくださる状況を体験した。
その割には、集まっていただいたはいいが、一緒にどう盛り上がればいいかとまどってたりして。まだまだ修行が足りんな。