卓上プリンターと、機動隊。

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東京五輪仕様。また「にょっきりおじさん」になってしまった。流線形ってムズい。


祝日だが、テレビと違ってラジオ番組は平日と同じ編成。今朝はお気に入りの番組でツイートを拾ってもらったので、気分よく送り出してもらってまずは年末から行けてなかった整体院に行く。なんやかやで今年初、だったりする。
俺が「背中、バキバキですよ」といったら、今日は肩ではなく背中中心の施術をしてくださったようだ。
隣に一足遅れて入ってきたのは、こちらも久しぶりだという高校生の患者さん。
高校生特有の、要領を得ない足を挫いたときの状況説明にも、さすが元ヤンキーな風貌(笑)の院長、じっくり耳を傾けてあげてる感じ。
そんな話題は部活から、修学旅行の予定の話に。
俺が低周波治療器をつけられて横になっている間、一足先に高校生の施術を終えた院長、
「今日はお代は、いいから」
おお、太っ腹!
「お姉ちゃんに『払っといて』って、伝えとき(笑)」
その余韻からか俺の引き上げ際の院長との話題も、コロナ禍中での「子どもたち」の話になってしまった。
日頃はあまり思い出さないようにしていたが、もう丸1年以上も俺は吹奏楽の生演奏を聴いてない。人前で演奏できないまま長い時間を過ごすことになっている(全国の)吹奏楽部の生徒たちのことを思うと、いつでも胸が張り裂けそうになる…俺からは、そんな話をした。
そんなトシになりましたかね、お互い。

別に時間を決めてなかったので、のらりくらりと午前中をやり過ごしてから、ようやく会社用に購入してあったプリンターを担いで会社に向かう。さすがに平日の満員電車に持ち込むだけの勇気は、ここまで出なかった。
旧社屋の方で、予め持ち込んでおいた自席のノートパソコンと接続、プリンタードライバの設定とテストプリントまでの一連の作業を済ませた。
というとさぞかし簡単な作業のようだが、実際にはプリンタードライバのインストールひとつにしたって、説明書通りの反応がプリンターから返ってこなかった(やっぱ安物買いだったか)。
そのあたり、どーなってんですかEPSONさん。
最終的にいくつかの段取りを取っ違ったりすっ飛ばしたりしながらも、まぁ正常に動くところまで漕ぎつけた頃には3時間が過ぎていた。
冷蔵庫には以前、上司が入れておいてくれた缶ビールがまだ1本だけ残っていた、のを作業途中になぜか、わざわざ確認してみたりして(^^;
しかしこのところの俺はずっと腹を壊しているので、さすがに今日は自粛。
一連の作業を終える頃には、俺同様祝日なのに表の駐車場で作業していた宅配業者さんもとっくにいなくなっており、さっきまで明るかったはずの窓外もすっかり暗くなっている。
テストプリントは卓上プリンターということもあって、自前の写真用紙を使ってみたのだが、元光画部のオッサンである俺としては、この手の用紙を開封しようとする度に、毎度必要以上に緊張してしまう。銀塩写真だったその昔は「印画紙」と呼んでてだな、暗室以外で開封しちゃうと全部ダメになってしまったものなんだよ…(知ってる?)。

帰る頃には駅周辺、祝日だというのに機動隊が出ていてやけに物々しい。大通りに折り畳み式のゲートが設置されているのを目にして祝日の今日が「建国記念の日」だったことにようやく気付いた(恐らく街宣車対策だろう)。