花火がこんなに好きだったとは。

世間が昨日から4連休に入ったので、俺は外出しないし、公共交通機関を利用するつもりもない。
今年ばかりは元々単なる仕事休みではなく、自発的な出勤停止措置、感染防止対策なのだ。
今週は仕事の帳尻を合わせるために月曜も在宅にせず出社してしまったので、特に何もしないで一日を過ごす気、満々。
実際、とにかく暑くて何をする気にもなれない。
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今朝はそれでも意を決して、ひとり朝食の後はシーツの洗濯、部屋の掃除機掛け。掃除の流れでこれも懸案事項だった(笑)シュレッダーを済ませると、午前の終わり頃に、昨日行きそびれた整体院へ駆け込むことができた。
今の俺の、仕事を離れた唯一の話し相手だ。
何を話したかは忘れたが、最近どーも、院長先生が挑発的で(笑)。

それから、いつもより1時間ほど早いが近所のスーパーのイートインへ。
エアコンを一旦止めてから部屋を出てきたので、節電の意図からも1時間以上部屋を開けたい。
イートインでいつもより少しゆっくり昼食を摂ると、児童公園を経由する散歩をしてから、帰宅。
公園では子どもたちが夏休みに入ったはずなのだが、暑さのせいか人が少なく、一方イートインは涼みに来た高齢者だらけだった。まぁ好き好んで歳をとるヤツもいないだろうし、俺も年々、この光景の中に着実に違和感なく溶け込んでいっているに違いない。
…一面の、蝉しぐれ

来週、関東直撃コースで台風発生(今はまだ熱帯低気圧)の予報。
俺のこの夏休み中唯一の、予定らしい予定といえば。
すっかり壊れかけているキーホルダーを、あわよくば銚子電鉄の物に買い換えたい。
実家へのお中元もせっかくなので、それと思しき丁度良いものがあったら、銚子で買って贈ろう。
そう思って県内ではあるが銚子旅行の机上計画だけは楽しみに進めていたところだった。
しかしこのところの感染者爆発に近い急増状況は、素人の俺でも何か感染フェーズが変わってしまったのでは、との危機感を持つのに充分で、県内移動とはいえ長距離は日に日に感染の危険を伴いかねなく思えるようになってきた。
いずれにしてもせっかくの平日休みなのに早晩、銚子行きどころではなくなりそうだ。

東京五輪は結局、なしくずし的に今夜20時より開会式。
昼過ぎには都心上空をブルーインパルスが五輪を描いて飛んだそうだが、当然千葉から見えるわけがない。
場内無観客のはずの国立競技場周辺は相当な密集状況になっていて、δ株だったらマスクをしていても感染する可能性が高い、との警告が、現場の医師からTwitter上にあがるほど。
ここでも、なんとしてもこの「祭り」には自分も参加しておかなければ、という国民性が遺憾なく発揮された。

恩恵はいらないから、多分これから被るであろう災厄も、東京限定でお願いします。
(都民を決して放し飼いにしないでください)

はやけ酒気分で15時から前倒し缶ビール。今日は久しぶりに朝からいろいろと手を出し過ぎたか、疲れた。
20時少し前には丁度、夕食の食器洗いを済ませたところだったので、五輪のおこぼれかご祝儀かで幕張あたりの花火を期待して玄関に出てみたが、何も起こらず。
ここから眺める商店街も淡々と、いつもの閉店作業の時間帯。
阪神ファンが歓声をあげるようなことも、テレビ中継の音が遠くから流れてくるようなこともなく、本当に今夜が国家的イベントの開会式当日なのか、というほど、街からは何の高揚感も、いつもと違った空気も感じ取れなかった。