Your Eyes/山下達郎(1982)

Author:521(コニチン)
オトコばかり全員喫煙者な体の、妄想系(?)4人組バンド。
当サイトは音楽実験場として立ち上げた性格上、内容、演奏レベルについての保証はいたしておりません(><)。個人でひっそりこっそり、お楽しみください。

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この曲を初めて聞いたのは自身が高校生の頃で、思い返すとすっかり長い付き合いになりました。
今風にいうところのJ-Popなのに歌詞が英語だったからか、シンプルなピアノバラードの四分音符は、行ったことのないニューヨークの摩天楼の光景を想起させて、随分と洋楽っぽく感じたものです。
数年経って、山下さんのラジオ番組でライブ(アカペラ)バージョンが流れたのを耳にしました。イントロ部分をモノローグで、Bメロから伴奏をコーラス・トラックのみにして歌われていたのを耳にして、「この手があったか」と思い合唱部だった大学時代に採譜、当時のひとり多重録音にもこのスタイルでの演奏経験があります。
その後は何度か譜面の手直しを経て直近では2017年に、大学時代の合唱部後輩(同級生? 先輩?)のご結婚を機に、初めてアカペラバンドに新郎と当時のメンバーを交えた6名で、賑々しくセッション生演奏をさせてもらいました。
そういえば山下さんご本人も後に、「今でもブライダルは、ずっとこれ一本」と語っておられましたが。

ピアノ伴奏での弾き語りバージョンは、私がいつも発声練習代わりにやっていたスタンドアローンなスタイル。
実際に録音に臨んでみたところ、AメロとBメロで体感上のテンポがかなり違ってしまい、今回ピアノ伴奏を担当した木戸たかねが想像以上に手古摺りました。ついにはメトロノームを無視して弾き通しやがりましたので、歌入れの段階でピアノとメトロノームがズレている、という混乱状態(何のためのメトロノームだよ)。以後の録音作業には支障がないとの判断から、メトロノーム音の返しを切って録ることになりました(><)
一部リズムがよたって聞こえるのは、そのためです。

I've always lived my life in fantasy
No chance to take, no heart to break
But now you take my hand and,
you make me understand
that two dreams, can join together

頑なに自分の夢の中だけに生きてきた
めぐり会うことはなく傷つくこともなく
今 あなたは私の手をとって教えてくれる
ひとりでは見られない夢があることを

演奏スタイルの変更に伴って、コーラスも一部手を入れ(一部割愛し)てありますが、それ以上に今回は、これからを見据えた新規導入機材のテストが一番の目的であり、電池駆動の身軽さを活かして(コロナ禍を避ける意味もあって)なんと屋外録音を敢行しました(この寒いのに)。

…って書いてる俺は、いったい何者なのだ?(すみません、どうにもまだキャラが定まってなくって…)
ヴォーカル担当のばらーきぃ中山でした。