雨ですねぇ。

さすがにそろそろ仕事関係の本に目を通しておきたいのだが、自分の部屋はどうにも「誘惑」が多すぎて(受験生?)。
天気がよければ近所の公園のベンチでもよかったのだが。
近隣の公園で屋根のついてるベンチは皆無。多分東京と違って千葉、カネねぇから(屋根つけちゃうと保守の方がカネかかるだろうし)。「民度」の点でも十中八九、屯して近隣住民に迷惑をかける輩が居座るようになっちゃうだろうし。
こういうとき、建て替えられる前の公民館のエントランスは、クールステーションとしても大変使い勝手がよかった。
総ガラス張りの入口から見えた館内エントランスでは、どれくらいの人が何をしているのかが前の道から見えたし、利用サークルの写真展や絵手紙展、交通安全週間などの公的広報活動に、毎年市内の中学生が広島を訪ねた報告展示会なんかもあって、入口スペースまではみ出すくらい頻繁にやっていて、どこのサークルにも所属していない私のような人間でも気軽に足を踏み入れやすかった。

「プラッツ習志野」とかしゃれおつな名前をつけられてしまった新築複合施設とやらは、一転して残念ながら「いちげんさんお断り」、さながら要塞のような造りになってしまった。
2階入口の右手、ホールのエントランスは催事がある場合は立ち入りができないしそもそも飲食禁止(ガッツリとコンビニ弁当を食ってるジジババをよく見かけるが)。左手のフューチャーセンターに至っては、日頃からの掲示物とともに、一歩立ち入ったら(常駐の?)係員さんと、地域の未来と将来について何かをディスカッションしなければならない(笑)ような空気感で威嚇してくるし。
1階では廊下の両側にビジネスホテルのように効率的に、講義室が並べられている。隣の部屋が何の活動をしているグループなのかすら互いにわからないような、それぞれ完全に隔離された構造。ようやく館内中央に来ると利用者が打合せができる程度のちょっとした共有スペースがあって、コピー機なんかが置かれているものの窓はひとつもなく、長時間いるにはなんとも息苦しい(ように造られている?)。
そもそも以前ならよく見かけた、隣の図書館からあぶれた学生が自習室代わりに居つくようなことがないんだから、そういうことなんだろう。
役人が机上で一生懸命考えた「生涯教育施設」って、どうやら個人を対象にしていないらしい…まぁ勉強したけりゃ図書館行けってことか。
毎年平均年齢が確実に1歳ずつ上がっていく、(既得)利用権のあるサークル・グループの方たちだけで、充実した活動をお楽しみください…このままだと確実に先細るだろうけど。
とまぁ、悪天候でどうせ外出しないのに本を手に取ろうとしない自分への腹立たしさから八つ当たり。
元々、本を読むこと自体は嫌いじゃないのだが、去年8月の「第7波」で自身がコロナに感染してからは特に、文章を読むのが苦痛になってきたみたいだ(これも後遺症?)。
nara-piyo2204.hatenablog.com
…進歩してないな、私。