テレビと、ラジオ。

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夜のラジオ番組で、このところ(Twitter上の発言が)ちょっと心理的に不安定になっているなぁとお見受けするリスナーの方のメールが読まれていた。

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少し前に今週のメールテーマについてTwitterで呟かれていた、学生時代の出来事を推敲し直した内容だったが、自身にネガティブな部分は削ってあり、いい文章にまとまっている。
DJからのコメントも、「その場で文句もいわず、我慢して偉かったね」であり、多くのリスナーもTwitter上でそれに共感したコメントを寄せていた。
俺自身も今年の6月頃から、気が向けばこの番組を中心にメール投稿したりするようになったが、もちろん「お悩み相談室」的な番組ではない。
しかしDJのみなさんにメールを読んでもらい、短いながらもコメントをいただくと、過去の嫌な出来事だったり失敗したことだったりが昇華…というよりは「供養」してもらったような、妙な気分になる。
ネタにして、みんなで笑い飛ばしちゃお。
といってしまえるほど実際には、簡単なことではないが。
存外、個人の悩み事なんて他人から見たらその程度のものなのかも知れない。
と同時に、ラジオが(テレビと違って)「個人に寄り添う」ような存在といわれるのはきっと、こういうことなんだろうな、と思う。
先のリスナーさんご本人もさぞかし、どうやっても手の届くことのない過去がようやく「報われた」気持ちになれたのではないか、と勝手ながらに想像すると、なんだか聴いてるこちらの気持ちもあったかくなった。

今週は同じく「常連さん」のおひとりが、何かとインパクトの強かったらしい*1俺のTwitterネーム(?)に惹かれてコメントを寄せてくださったりして、あくまでも俺なりに微々たるものだが、ちょっとずつやり取りが増えてきているような気がする。
ラジオを聞きながらゆっくりと夕食を終えたら、風呂につかりながら本を読む。
その後は少し、電子ピアノを弾く(というか叩く?)、いつも通りの夜の過ごし方。
もはやテレビの入る余地はない。

*1:東京の職場では、こういうローカルネタが全く通用しないのが逆にストレス…俺もすっかり「県民」になったものだ。