本棚組み立ての、土曜日。

9時起床。
布団干しと洗濯。
今日は一転、冬日だとのことだが、日向はそれなりに暖かく感じる。

あとは天板を載せたら終了。

今日の「俺様の週末一大プロジェクト」は、本棚の組み立て。
品薄のために予約販売だった本棚は、「4月上旬入荷予定」だったのが3月末に届いてしまった。
この5月には10年目の賃貸契約更新があるのだが、俺はどうやら千葉暮らしがすっかり気に入ってしまい、当面転出の予定はない。
というわけでようやく意を決して(腰を据えて)、大型家具の導入に踏み切ることになった。
組み立てはもちろんセルフなので、ネットで見たレビューから電動ドライバーくらいはあった方がよさそうだということになり、これも先日、安価なものをぽちっておいた。
大手電気量販店あたりに取り置きしておいてもらい、平日退社の際に立ち寄れれば一番効率がよかったのだろうが、目ぼしい機種はここものきなみ「取り寄せ」。
そもそもあまり使ったことがない道具だし、今後も頻繁に使うことはなさそうなので、すぐ壊すことを前提に、初心者用として一番無難とされている値の張らないものにした。
買ったことがきっかけになって使用頻度が多くなってきたりして、使用感上具体的な不満が出てくるようなら、改めてプロユースの高価なものに手を出せばいい。
先日ついに寿命を迎えて壊れてしまった外付けDVDドライブもついでに注文、2点ぽちってもこれで5,000円程度。


ネット注文の場合、届くまではうっかり外出もできないので、通常はコンビニ留めにしてもらうことが多いのだが、今回はなぜかできず。しかし午後時間帯指定にしておいた配達は12時過ぎに来てくれて、早い時間帯で助かった(多分、営業所が近いので)。
いつものように近所の公園で惣菜パンの昼食。帰りは忘れずに木工用ボンドを買っておかなければ。
少量だが本棚には付属してくるし、まぁ不足分だけなら100均のものでもいいやとは思っていたが、ローソンストア100にあったので、一緒にお気に入りのレトルト・欧風カレーと福神漬けを買い足して、帰宅。
こうやって緩く「外堀」を埋めつつ、自分のモチベーションを徐々に本棚組み立てという面倒な作業の方向へと仕向ける。

設置場所的には電子ピアノの横に入ればキレイだったのだが、欲張って幅を90cmのものにしたので入らず。今は本が野積みになっている窓側壁につけて置くことになった。しかしそのためにはドラムケースを電子ピアノ横に移動しなければならない。
電子ピアノ横のこの空間にも当然、こまごまとした物がすでに置かれており、ドラムケースも積んだ本も想像通り、実家から持ち込んで以来ずっと掃除をしていないので、背面が綿埃だらけ。
結局大掃除に発展してしまい、組み立てよりも前段階の方が手間になってしまった。
ここで先月末で終わってしまったラジオ番組最終回(録音)を流す。
放送日には途中から酔っ払って寝落ちしてたので、やっぱり記憶にない部分があった。
使わないまま電子ピアノの裏に蹴込んであったウレタンマットの最後の一枚を出してきて、窓際のスネアスタンド下に敷いていた1枚とドッキング。これで本棚を置いてもフローリングの床を傷つけることはないだろう。
両側の窓を全開にしていたが身体を動かしているせいか、終始寒さは感じなかった。

本棚の組み立てを始めると、実物大のプラモデルのようで楽しい。
まずは部品がちゃんと揃っているかどうか、部屋中に広げて確認。
説明書には一度ざっと目を通し、自分なりの段取りに組みなおす。
取説には今やお決まりの「必ず2人以上で作業を行ってください」の文言…いや、誰もいねーし(そういうことは買う前に言えし)。
それから部品を手に取って、素組みに入る。隙間や歪みを確認。いきなり接合しちゃわないのは、プラモデルと同じだ。
本体色は「ナチュラル(ウッド)」ということだったがレビューにもあったようにカタログ写真よりもかなり明るい色。
長年愛用の机に揃えてダークブラウンの方がよかったかも知れないが、こちらは現在、販売目途が立たないままとなっている。
どうやらレビューにあったような不具合はなくなっていて、真直ぐ組めればちゃんとねじ穴が来るようになっている。改良が重ねられているのかもしれない。
これもレビューにあった通り、確かに電動ドライバーがなかったら、今日中に組み立て終わらなかったかも。
初めての(自前の)電動ドライバーの使い方を工夫しながら、その手ごたえをあーだこーだと楽しんでいるうちに組み立てが終わった感じ。
木工用ボンドを使うところはもれなく「木ダボ」というホゾ打ち構造になっている部分で、乾くまで使えない、ということでもないが、今日のところは念のため乾燥を待って、本を入れる気にならず。
かなりしっかりした作りで、各木材もカラーボックスのようなものかと思っていたら中身のちゃんと詰まった(?)かなり重い合板なので、移動にもひと苦労。

想定外だったのは棚板が上下に移動出来ない固定式だったことで…というか本買いすぎだろ俺。
だからこそ今回の購入動機は単なる整理と収納場所確保ではなく、地震対策も兼ねているんだが。
イムリー(?)なことには16:27、茨城県北部を震源とする最大震度4(居住地では震度1)の地震があって、最初の横揺れは速報震度以上に大きく感じた。
早速、冷蔵庫横に疎開のため積んでおいた本が音もなく崩れていた。

最終的に、すぐに手に取りたいものをこの書棚に置いといて、残りはプラケースに入れて押し入れにでもしまっておく、といった使い方になりそうだ。
途中から、冷蔵庫に残っていたPETボトルのドクペを片手に作業をしていたら、甘すぎたのか胃にもたれた。
組み上げ前の部品は部屋中に広がってしまったので、最悪今夜はこたつで寝る羽目になる覚悟もしていたが、なんとか組み上げて寝るスペースを確保できたところで19時、作業終了。

今日のところはまずまず充実した土曜日を過ごせた、ということで。

翌日にはもれなくやってくる筋肉痛。
フローリングに膝をついて長時間作業をしていたせいか、太腿に加えて膝が痛い。
午前中はとにかく本棚を据えて、手あたり次第収納してみた。
それにしても、モノが増えすぎてしまって入りきるはずもなく、途方に暮れる。
部屋が、戻りたい場所ではなくなってしまった(笑)。