ワクチン接種の、土曜日。

10時ころ起床。
晴れていたので洗濯機を回し、布団を干した。

9月1日放送の終わりにほんのひとこと、
「この放送、9月いっぱいで終わるから」
という衝撃のことばを聞いてから(ほぼ)1週間。
グルーヴラインの(タイムフリー)録音をセット、今朝はYouTubeに「緊急配信」とされたピス兄の25分にわたる動画の音声部分も、拝聴しつつ録音した。
どうやら相当、現場と局(上層部?)との、ラジオという媒体を巡っての対立が根深いレベルだったようだ。
俺にとっては、3月のBayFMでの番組改編に続いてJ-WAVEも、テレビと同じ「衰退化」の方法へ大きく舵を切ったようにしか思えない。
もう俺の知る限り、若い奴らはテレビなんか全く観てないから。
ネット動画の方がはるかに面白いことを知っているし。「つまらない」と言いながらテレビを観ているのは、そうそう簡単にインターフェイスの乗り換えができない年寄りばっかりだ。

8(木)放送のゲスト、石井竜也さんとのつかみどころのない「天才」おふたりの会話と合わせて聞くと、
人は何からも自由でいる、いられる、ということこそが大事で。
ひとつの「役割り」が予期せず終わったとき、「これでまた、自由になれた」と前向きに捉えること。
そしてしなやかに、次の「ステージ」を創造していくこと。
そういう世界の中で、運よくひとつのことを長くやり続けられたということは初めて、「尊い」。
しがみついて続けたこと自体が尊いわけでも、ないんだな。
などという感慨に捉われた。

13時に近所のスーパーで、いつものシーザーサラダサンドを買って、これもいつもの公園のベンチへ。
今日もBBQ場は予約が入っており、多分同じ団体だが2つに別れたグループの一方が、ひと張りしか借りてないテントから机と椅子を出してしまい、木陰を求めて公園の右のベンチのすぐ背面に円陣を組んでいる、という俺にとっては最悪の状況。
飲食なので当然全員がマスク外しているし、すでにしたたか酔っぱらって大声を出しあってるし…。
9月の偶発的にできてしまった連休を「シルバーウイーク」とか呼ばせたいらしいが、俺は取り立てて明確な季節感のないこの時期が何日連休になろうと、あえて遠くへ出かけようとは思わない。
むしろその先、紅葉シーズン(年に一度の俺の楽しみ、渡良瀬詣)にコロナ「第8波」が重なる、とか絶対に許せん。
だからこのまま完全に第7波が収まるまで、せいぜい羽目を外し過ぎずにいていただきたいものだが(そうもいかんのだろーなー)。

そんな場所でとばっちりもごめんなので、さっさと昼食を済ませると部屋に戻り、さりとてこの後、時間指定の予定が入っているとなると気もそぞろになってしまい、何も手につかない。
そういう週末の過ごし方ももう何年も経験がないので、こういうときの自身の身の処し方をすっかり忘れてしまった。

今日唯一の予定は、15:30から市役所でのワクチン集団接種(4回目)。
予約には一斉に会場に押しかけないよう30分の幅が設けてあるのだが、時間丁度に市役所に到着してしまった。
1回目のワクチン接種が同じ会場だったのだが、その頃に比べると明らかにガラガラな感じ。
入り口から流れ作業で俺の身柄が移されていくのだが、出口に向かうにつれて、恐らく市役所の職員さん(女性)の体格が、(横に)大きくなっていくの、新手の格ゲーみたいだった。

1か月以内にコロナ罹患歴があることについては、その市役所の案内係の方では判断できないことらしく、
「自然免疫がついたタイミングで接種するのはもったいないかも」
という言葉も漏れ聞こえた。
最終的には医師の判断ということで問診に通されて、接種には「問題なし」とのことだったが、そういえば罹患歴とワクチンの関係についての話はTwitterではほぼ見られなかったなこれまで。
これももしかすると俺の「死因」になりかねないかも、と思ってはいたのだが。

この間、実家にはSMSで「4回目接種」会場に向かっていることを伝えていたが、やりとりをしているうちに、前回(3月の3回目接種)のときは俺としても初めてのモデルナ製剤で、発熱が38度まで行ったことをようやく思い出し、帰りはまだ自身で動けるうちにと再びスーパーへ寄って、念のため数日分の食材を補充してから帰宅した。

中秋の名月、今夜は満月と重なっているとのこと。
東の空に見えたが、ちゃんとした写真にするには俺のデジカメのスペックがチープすぎるようだ…。