八千代新川「千本桜祭り」

うっかり消去してしまった去年の画像データを、僅かでも取り戻すための撮影行。
ようやくデジカメを持ち出せるくらいには、気力が戻ってきたか。
というわけで去年も撮影に来た、河津桜のライトアップ。
昨日の秩父から一日と空けずの「撮影行」は、体力的にも我ながら無謀に思われたが仕方がない。
天気も昨日とは一転、厚曇りだが、泣いても笑っても最終日なのだ。
だが当然、去年と全く同じカットが撮れるわけがない。
路線バスが途中、京成線を跨ぐ陸橋上から去年は見られたみごとな夕日、曇りの今日は望むべくもない(時間帯も違うけど)。
主催者の公式情報によると、今年はすでに満開を過ぎたとのことで、まだ周囲が明るい時間に現地入り。去年はまだ開花していなかった。
というわけで天気はイマイチなので、できるだけ空を入れないカットを試みつつ…というわけにもいかないよなぁ。どうしたって見上げる角度になってしまう。





時折、陽が出るタイミングも。
実は太陽光と風力で、電力を賄っている。仮設の「発電所」にあったベンチ。


ぼっち。

ここまで昼間のカットは、去年はなかったものだ。
バス停から会場へ行く途中、コンビニで缶ビールとスナック菓子を購入してあり、ひと通り昼間の撮影を済ませたところで対岸で日没を待つ。厚い雲が太陽光を反射してしまうのか、なかなか周囲が暗くならない。
最終日だからなのかここ、対岸のカメラマンも去年より明らかに人数が多い。
みなさん、いいカメラをお持ちで。
揃って一眼レフに堅牢な三脚の夜景撮影モード。コンデジの「夜景」モードで、手持ちで撮ろうなどというやる気のないヤツは、スマホ族を除くと俺しかいないみたいだった。

色温度(ホワイトバランス)の関係で、青が濃く出るのは割と早い時間帯のようだ。
時間とともに、紺色に沈んでいく。

最寄りの、米本団地バス停。懐かしい昭和の「団地」だ。

帰りの米本団地バス停前で、街路灯に照らされて凛として1本、白い花を満開にしていたのは、こぶし? ボケの花?
昼間の天気があまりよくなかったせいか、これが案外、今日イチの美しさだった気がする。