ここからキレますっ。

昨夜、新任同僚のパソコンからも作業ができるように設定しといたはずのファイル共有に不具合が。
対応しているところに、いつものように無遠慮にオオサンショウウオ*1が割って入ってきた。
単にコピー機の使い方(そも使い方がわからないヤツに、そういう仕事任すなよ)なんだが、もちろんまずは俺の存在を無視した上で、ウチの上司に訊ねている。完全にお門違い(むしろ無礼)。
説明が要領を得ないと思ったのか、ようやくこちらに矛先が。
こっちは今、それどころじゃない状況なのにいつも通り無神経で、自分の言いたいことだけを機関銃のようにまくしたててくる。
俺も最初からこんな奴に教えてやる気なんか一片もないので、黙ったまま設定だけを目の前で済ませてやったところ、さらになんやかんや言いがかってくるもんだから
「いつから俺と口をきいていいことにしたんですか? ご自分で一方的に決めたルールとはいえ、勝手に変えないでもらいたい」
と、これは誰から見ても怒鳴り返してるよな俺。

……あ~~~~~~~キレてしまった(オオサンショウウオごときに!)

しかも仰天したことには、そもそも(俺を無視するという)「設定」そのものを忘れてるとか、無敵じゃん(ふざけんな!)。
その割には日頃の俺への態度、もう何年も変わっていないんで、これはその場の言い逃れだろうが(状況証拠)。
咄嗟に上司が割って入ってくれて、
「今ちょっと立て込んでるから、気が立ってるんだ」
ととりなしてくれたが。
次に何か訊かれたら、黙って取説渡してやることにする。
俺だって最初から何もかもできたわけじゃない(そも取説を読めないなら触るな)。

何かにつけて「仲介」に入ってくれていたチーフが今日は私用でお休みだったから、直接衝突しそうな嫌~な予感、はしてたんだよな。
後ほど
「さすがに少しは懲りただろ」
と俺に言う上司にまた気を遣わせてしまったことが、一番の後悔として残った。

この上司の(職務上での)後任に決まった同僚が、昼休憩から戻る際に「午後の分」と言って渡されたと郵便物を持ってきた。
これだけで誰のことばか明白なこの言い回し*2
っていうか郵便物を持ってくる仕事は、あっさりと放棄したわけねあの爬虫類。
この午前中の騒動以来、どうやら努めて俺のことを避けてくださっているようで、ありがたい(元に戻っただけだが)。
というか俺の業務遂行にはそもそも、何の支障も起こらないんだが。
元々、今の上司がいらっしゃるうちに一度くらいは「牽制」しておく必要があるな、と思っていたところではあった。
それでなくともこのところチョーシこいてて、俺の態度にいちいち揚げ足取る内容をこれみよがしに大声で話しながら、横を通って行ったりしてたし。
舐められないためにもやはり、定期的に「意思表明」はしとくべきなのだろう(どうせすぐ忘れちゃうだろうけどな)。

新たに着任した同僚(といっても年上!)とはもちろんまだそれほど親しいわけでもないが、世間話をしながらこうやって当たり障りのない雑談(だけ)でやり過ごす「距離感」、随分と簡単に作れるようになったもんだな我ながら、と思う。
入職時の「職場いじめコンビ」*3には、すっかりメンタル鍛えられた(?)もんなぁ。
あの頃に比べたら、自分から話題振る場面でも、胃が痛くなるようなこともないし。

そういえばつい先週も、視覚障害のあるスタッフに頼まれて、プリントアウトしたばかりの文章をその場で音読したが、俺に手渡す手が震えたの、ちょっとショックだった。
え、俺ってそんなに、怖がられちゃってるの?
逆に俺は、今の職場で話をする際に、手が震えるほど緊張する相手というのはいない(相手があの"オオサンショウウオ"であっても)。

退勤間際、コピーしに来た隣の部署の、顔なじみのスタッフに
「むっちゃ忙しそうですね」
と声をかけてみたら、
「そっちこそ、大丈夫そ?(新しい同僚と、うまくやっていけそう?)」
と、見てないようで見ててくれたようで。
今の上司と新しい同僚、業務引継ぎに際してはなぜか言い合いになるんだよ毎度。その間ずっと、俺がひとり無言でいるのが傍目にはフリーズしているように見えたらしい。
いや、大学時代の先輩・後輩関係って正直俺にはわからないので。
なかなか強い口調だけど、おふたりにとっては日頃からこのくらいのやり取りが当たり前だったのかも知れないし。
ともかくも今の上司が長年、間に入ってくれていたお陰か、思った以上に俺の味方になってくれる人は多いみたいだ。

昼間の自身の騒動ではどうなることかと思ったが、終わってみれば「プラマイ・ゼロの日」ということか。

その後。
「設定」を思い出したのか、それとも思いがけず強い「反撃」を受けたからなのか、自身が用もないのにこちらの社屋に降りてくることは明かに減った。
しかし電話の取次ぎだけは、互いに無言というわけにもいかない。
入職時の俺には散々、「取次がなっていない」と重箱の隅をつつくような難癖をつけていた割に、このところは俺に電話を回してくる際、必要以上に緊張感が漂っている。
大きな会社からの電話取次では、ちゃんと部署名や担当者まで聞いといてくれないのは、地味に困っている。
電話をかけてきた先方の部署が違うだけで、こちらも対応内容が全く変わるんだが…ぷぷぷっ。

新社会人諸君、学校の外の「社会」には、今のキミらの想像なんかはるかに超える、オトナゲないオトナがいっぱいいるよ。

*1:我が社でも古株のバァサン。顔つきが爬虫類

*2:郵便局の配達は通常、昼過ぎに1回。従って午前中にこちらに持ってくる郵便物は、単に確認を忘れてて前日配達されていたものを回してきただけ、なんだが。長年務めているにも関わらず、そんなこともご存じない人が使うことば

*3:ふたりとも今の上司に「粛清」されて、既退職